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第一回目:【永吉眞澄さんの結い上げ大公開!】

 2年もかけて作ったきものの本『きもの万華鏡』がようやく刊行されて、お世話になった方々へのご挨拶で金沢に来ました。いつも通りさっそくホテルに、あの究極の結い上げ師・永吉眞澄さんに来ていただいて結い上げ開始! 『きもの万華鏡』の表紙でやった髪型です。本でも紹介したのですが、永吉さんの結い上げの技術は最高レベルのものだと思います。最近私の周りでは永吉さんが大人気。

 今回はその過程を細かくご紹介します。

これからとりかかります。スッピンの私。42歳に見えないと思う、自分で。まずカーラーで巻きます。
カーラーを外してピンカールを作ります。
逆毛を立てていきます。逆毛が一番大事。詳しくは本を読んでね。
頭のトップから順番に逆毛を立てていき、びっくりのライオンヘアーにしないと後がうまくいかないんです。
後頭部の上の髪を簡単に止めてタボを作り始めます(襟足部分から)。
襟足にタボを作るのが通常ですが、この髪型は、繭玉みたいに膨らませるので後ろの中央部にアンコをたくさん入れます。
次に頭のトップに移りライオンヘアーのように立てた逆毛をつぶさないように整えていきます。通常トップにアンコはいれません。逆毛の出来がとっても重要なんです。
繭玉がだんだん出来上がっていきます。ライオンヘアーから変身。この段階でもう可愛いでしょ?
繭玉を前側から整えていって、トップの余った毛の処理に入ります。最終段階。
そして全体の形を整えていきます。その日の気分と髪の毛の状態で、微妙な膨らみの違いが出ます。毎回どうなるのか楽しいの。
完成! ピンカールもいい具合に決まりました。

さて、この髪型の大事な基本はボリューム感です。ボリュームを出すために逆毛とアンコの量がポイントになるのですが、アンコの量は、顔の二倍くらいの感じで入れるのが肝心。これがみんななかなか気が引けて出来ないのです。ここで思い切って大きくすることが小顔に見せる大事なテクニックなんです。二倍、二倍ですよ!

 

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